Ludique 〜自分を知って、自分を遊ぶ〜

占星術に携わるたくさんの方が書かれているので

敢えて書くというのは少し久しぶりで恥ずかしいですが

2025年の春から夏にかけては大きな天体(公転周期が10年くらいと長い)

の移動が続きます。

特に今日2025年3月30日は 海王星が牡羊座に入って、

2025年の時代の意識を作っていく大きなスタートラインの一つ。


海王星は2012年2月4日に魚座入りしてから

約13年ぶりにサイン(星座)を動きました。

海王星の公転周期は約165年なので、気の遠くなるような長旅

海王星が2周してる間に、人間2回くらい生きれます。


その海王星は、これから一年をかけて2025年10月22日に一度魚座に戻って

2026年1月27日、牡羊座への移動が本格的に完了します。

そして、この海王星と仲良く示し合わせたみたいに

後を追って5月「魚座→牡羊座」へ移動するのが、

2年半周期でサイン(星座)を移動している土星。


なのでこの1年は「魚座 → 牡羊座」のテーマが

個人の物語や社会情勢にもじわじわ現れてくるはずです。


無意識のいちばん深いところで個人が組織が国が、

「わたしは何者か」「なんのために生まれてきたのか」とおぼろげに自問しながら

自分の存在や輪郭を手探りで模索させられるイメージ。


人によっては自分の存在が実感できない不安や切迫感の中に

置かれる人もいるかもしれないけれど、

一つのサイクルが一旦終わることでいろんな枠組みがとっぱらわれるということは

一方で自由にできるやん。ということでもあります。


だから、

「仕切り直してアイデンティティを壮大に作り変えていく試行錯誤の始まり」

という意識も、たぶんここからの時代に入ってくる。


そんな時代意識の中で自分自身が今大切にしたいと思っているのは

🐏おひつじ担当「あそびとチャレンジ」の意識です。

自分を世界を遊ぶことを通じて新しい自分を発見して、

「わたしは○○というものです」

自分が望むアイデンティティを自分の手で獲得する成長プロセスを

愉しむ。


例えば赤ちゃんは、

とにかく泣いて

→(誰かが来てくれた・ハグしてくれたーあったかいー・おっぱいが口に来た)

わしわし動いて

→(物にぶつかって痛い・自分の体の外にはいろんなものがあるんだな・自分の体の幅や大きさはこれくらいか)

食べてみて

→(まずいー・お腹こわした!・これ好き・え、なにこの硬いの)


自分と外の世界との境界=自分の輪郭に気づいて

快や不快を体験することで自分自身の個性(じ分とは何者か=他者との差異)

をひとまず手にしていきます。


それはまだ柔らかくて不安定な「じぶん像」だったとしても

やってみたことに意味がある、自分を知ることができた経験 = 牡羊座の成長プロセス。


一方視点を変えると

「あそぶための余白や揺らぎ、チャレンジをおもしろがれる楽観性がないと

自分が何者であるか獲得しにくい時間に入る」

とも言えるのかもしれません。


だから、ここからの少なくとも土星が牡羊座にいる2年半くらいは

「じぶんを知る」そのために、

「チャレンジ」して失敗したりふんだりけったりすることをおそれずに。


ただし大きなチャレンジは怪我も大きいので

失敗しても「げ、やってもうた!めっちゃ恥ずかしい〜」くらいの

自分のからだと責任の範囲でできるサイズ感を大切に。

誰かの命や大きなお金を背負うと「きゅっ」となって遊べないから。


初めは冒険しても失敗したら戻れるくらいの距離で

赤ちゃんくらいの「小っちゃいチャレンジ」を日々の暮らしの中に散りばめてていたら

それがいつか大きなチャレンジにつながっている、

そのはじまりの2025年を遊んでみる感覚を。


そしてそんな感覚を身につけたら

たぶん外側の世界で何が起こっても、大丈夫です。


心の中にアンパンマン。

「はーい、おまたせー!」


・・・


HPのABOUTページを更新しました。

以前書いた記事「何故それをするのか「月の原風景=太陽活動のルーツ」

を少しアレンジして、

「ROOT 〜 ludique わたしを知って、わたしを遊ぶ」を加えています。

良ければご覧ください。リンクはストーリーズから。


※ Ludique はフランス語で「あそぶ・あそびの要素」

Yasmine.Handworks

◆ Ludique 〜自分を知って、自分を遊ぶ ◆ Musisian / Psycho-Therapist Bistro TOKITAMA / Psychological-Astrologer なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ 「アンパンマンのマーチ」