ABOUT / CONTACT
Yasmine.Handworks
◆ Musician / 音楽家[コントラバス / クリスタルボウル / 作編曲]
◆ Psycho-Therapist / 公認心理師 [ スクールカウンセラー / セラピスト]
◆ Bistro TOKITAMA / ときたま食堂◆ Psychological-Astrologer / 心理占星家
ROOT
〜 ludique わたしを知って、わたしを遊ぶ 〜
大学を出てから今まで、
まちづくりのNPOスタッフやこどもSOS電話相談員、
また小中高のスクールカウンセラーとしてこどもの現場に関わり続ける中で、
虐待や自傷、今すぐ死んでしまいたい想い、
生活困窮や差別に由来する負の連鎖、など
様々な生身の人の暮らし、物語がずっと日常の側にありました。
コントロールできない環境の中で誰かの存在や状況に飲みこまれ
生きたい自分を生きることができず、
考える余裕もなくただ目の前の現実に翻弄されて
心や身体がきゅっと硬く硬くなっていく。
そんなこどもたち、ひとたちとたくさん出逢ってきました。
そんな経験の中、いつしか自分の中で軸になっていた想いは、
「生まれた環境に関わらず、また社会が良い方向に変わらなかったとしても。
本当に自分らしく生きれる力を思い出せたら人は生きていけるんじゃないか。」
という、糸みたいな希望の光。
16年に亘って所属していたNPOの担当事業が企画&生涯学習だったので、
衣食住の物質現実的なサポートではなく心や精神の領域に
自然と意識のベクトルが向かったのかもしれませんが、
『物質と精神の生きる力は両輪だから』というのが、
当時の私の口癖でした。
現実的な危急の困り感に即座に対応して衣食住や命を救うという
実質的なサポートに奔走する相談事業の同僚たちを目の前にして、
音楽や対話、人と人との出逢いが本当に目の前の人たちを救うのだろうか
こんなことをやっていて本当に意味があるのかな。
そんな迷いや不安、葛藤を抱えながらも、
物質的な豊かさだけでも、心の豊かさだけでもだめ。
どちらもあって、ひとは生きていけるんだと思う。
企画を通す時、ひとりでも熱弁していました。
今思えば、自分の中の信念の火が消えてしまわないよう
自分の心の確認作業だったのかもしれません。
そして、
どんなに辛い現実日常の中でもこどもみたいに心がふんわりゆるむ
生きてて良かったと思える非日常の空間や時間の中で、
1人ひとりが「本当の自分」を思い出すことができたら、と、
NPO時代には、ゲストをお招きして色んなトークイベントをしたり、
音楽家が本気で音を出す姿そのものに心震えるようなライブを企画したり、
美味しいごはんをみんなで囲む場を、年がら年中作っていました。
セミを採って素揚げにして食べたり
宇宙の石の研究をしている大学教授を招いたりして。
「目の前の生活には何の役にも立たへんけど
今日より明日が、ちょっとだけ豊かになる。」企画です。
心豊かになる非日常の空間と時間の中で
ふっと意識に風穴が空いて
世界の見えかた捉えかた(=認知)や意識の在り様が変われば、
個人の力で変えられない目の前の現実さえも
その物語をハッピーにもビターにも
自分の好きなように自由に描くことはできる。
どんな環境に生まれたとしても
自分がどんな人間でどう在りどう生きたいかを
自分で決めることはできる
心や精神は誰にものでもない自分のものだから。
そんな想いがずっと心の一番奥にあり続けながらいま、
音楽やカウンセリング、心理占星術やごはんづくりは
シンプルにその延長線上にあります。
日常から離れ非日常の中で自分の内側を見つめる時間を持つことで
わたし達が自分も知らなかった自分に気づくこと。
その取り扱い方を学ぶこと。
そしてオンリー・ワンの「わたし」をおもしろがり、
「わたし」を使ってこの人生を思い切り遊んでみること。
Yasmine.Handworksでは
そのための場やツール(知識・情報・道具・スキル)を
様々な形でお届けしています。
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なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君はいくんだ ほほえんで
「アンパンマンのマーチ」
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一人ひとりが日々ただ満ち溢れて在ることが
互いに愉しみ笑い安らぐ、幸せな時間に繋がって、
その心地良い波が手から手へ、緩やかに広がっていきますように。
「わたし」を発見する旅 ー人生の羅針盤を探して。
2019年9月27日( 2025年3月29日 更新 )
Yasmine.Handworks
PROFIL
三重県出身→大阪府在住
大阪外国語大学地域文化学科フランス語専攻・卒
外国語大学在学中フランス語を専攻する傍ら、留学したり国際交流団体でボランティアコーディネーターとして活動し、多様な人や文化、価値観に触れる日々を送る。
中学教師だった両親の影響で、幼少期から将来は教師になるのが当たり前と思い育ち教職免許を得るが、
卒業直前に大学の廊下に落ちていたチラシを拾って、出向いたジャズフェスティバルでフランスのロマ音楽に出逢い、進路を考え直す。
その後教師になる道を選ばず、コントラバスのジャズ理論及び奏法を師事しながら、設立間もないまちづくりのNPOで、初期メンバーの一人として働きはじめる。
同NPOでは、福祉&教育のフィールドでコミュニティソーシャルワークに携わり、生涯学習・社会的マイノリティや多様性のテーマ・地域交流・若者の居場所事業・学校連携などを主に担当。
少人数制のトークイベントから市民行政が協働する1,000人規模のシンポジウム、セミナーや研修、展示、カフェ運営、ワークショップなど、多岐にわたるイベントの企画&運営やマネジメントに携わる。
多様な個人が参画するフラットな場づくりの中で『人とひと、人と場の出逢いを紡ぐ』をコンセプトに、ファシリテートやコーディネート、マネジメントの経験を、2020年までの16年間に亘り積む。
大学卒業後コントラバス奏者としてJAZZをベースに研鑽を積みながらも、アラブ音楽やタンゴなど様々な分野の学びを重ね、様々な分野とのコラボレートを積極的に行う。
[ 図書館司書との朗読と即興イベント「OTO×コトバカフェ」/ヨガやクリスタルボウルとの即興/尺八とのコラボレート/アニメソングのアレンジ、ほか]
これまで美術館、ギャラリー、書店、寺院、学校、空港、映画館、プラネタリウム、京大吉田寮、など、様々な場所でパフォーマンスを行う。2012年・2013年、詩人の谷川俊太郎氏のオープニングアクトに出演。
現在は、古典から現代までの日本の詩歌にメロディーをつけた作品をレパートリーとする、米須昌代(うた)とのDUOユニット『雛罌粟(コクリコ)』や、持田桐(ボタンアコーディオン/歌)との「kiripee(キリピー)」を中心に活動を広げている。
ライフワークとして、古典〜現代に至る日本の詩歌や民謡を素材にして、作編曲を行なう他、クリスタルボウルやシンギングボウルを使ったYoga Nidra(眠り&瞑想のヨガ)なども取り入れながら、セラピーツールとしての音楽の研究&実践も行う。
NPOおよび演奏活動と平行して、大阪市・大阪府の電話教育相談やこどもSNS相談の相談員、それらの事業マネジメントにも携わる(2014〜2023年)。
いじめや不登校、子育て相談から虐待などの命に関わる緊急ケースに至るまで、こどもや保護者、教職員等からのあらゆる相談に現場で寄り添うと共に、こども家庭センターなど行政機関との協働の中で、こどもを取り巻く様々な状況を社会の裏側から見つめる経験を積む。
これらの経験から、領域を越えたセラピーメソッドの必要性を実感し、現在は臨床心理の知識のみならず、心理占星術を始めとする様々なツールを融合させた個人セッションを行う。
また、公立小・中・高等学校のスクールカウンセラーとしても勤務し、日々生徒や保護者、教職員のカウンセリングを行うと共に、保護者や教職員などを対象にしたトークイベント&ワークショップ&講演等を行う。
教育&福祉現場の、年間約600ケースに亘る日々の膨大なケースワークや臨床経験で培われた現場感覚ー、特に親子関係、パートナーシップ、家族関係の悩みや、キャリアカウンセリング(人生設計・自己実現)に関する臨床経験は、多種多岐にわたる。
教育&福祉現場の日々の膨大なケースワークや臨床経験で培われた現場感覚に軸足を置くセッションを強みとし、中でも関係性や時期読みのセッションは継続的なニーズが高い。
▶︎ 主な研究&関心領域
無意識の人格欲求と個人の成長プロセス/ユング心理学 (分析心理学)/サイコシンセンス/TLSW(治療的ライフストーリーワーク)/トランスパーソナル心理学/シュタイナー(アントロポゾフィー)/MBTI
[食の探究家(食いしん坊)として]
また、ごはんプロジェクト『ときたま食堂』では、無農薬人参と玄米を使った『TOKITAMA人参玄米ケーキ』とクラッカーの製作(グルテン&乳製品&卵フリー)や、ときどにネパール国民食ダルバートスタイルの無国籍料理の出張料理に勤しむ日々を送る。
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ライフテーマは、個の物語のフィールドワーク&セラピーと、
人と人が出逢って響き合う非日常の豊かな空間を、音や言葉、ごはんの力を借りて創ること。
License
PHOTOS FOR PROFIL
photo by
1. Kazuo MATSUOKA
2. jurelsuro
3. David
4.Mineo KASUGA
《GROUP》
◆雛罌粟 (コクリコ)
日本語の美しさに惹かれた二人が
谷川俊太郎、中原中也、与謝野晶子、
清少納言、吉田兼好、立原道造などの詩や短歌、
オリジナルの詩にメロディーをのせ表現する
オリエンタル・ポップスの世界。
古典から現代詩まで、様々な詩歌に旋律を乗せ表現する。
うたとコントラバスというソリッドな枠組みの中で、
言葉そのものの意味や日本語が本来持つリズムや響き
その美しさをより深く伝える楽曲を、日々探究している。
おーらいレコードより、2013年12月
1stアルバム『コクリコ』をリリース
ユニット名【雛罌粟】は与謝野晶子の短歌より拝借。
▶︎雛罌粟の二人に上村美智子(ピアノ)&宮本香緒理(パーカッション)が加わったユニット「Tattaran(タッタラン)」はこちら
◆kiripee (キリピー)
2010年秋、同い歳の2人が出会い結成した
アコースティックデュオ。
街角で不意に出会う音楽のように、日々の生活の中にその出会いの驚きや喜び、楽しい時間の記憶を残していけたらと活動中。
ロマ音楽、シャンソンやミュゼットのアレンジ、タンゴやJAZZなど、ヨーロッパや中東各国の伝統音楽やオリジナル曲を主なレパートリーとする。
アコーディオンの蛇腹の息使いやその粒だった音、コントラバスの深いグルーヴと音色。
どこか土着の香り漂う、自由で躍動感あるDUO。
◆ unami (卯波)
2017年結成された、上村美智子 (ピアノ) 、Yasmine.Handworks (コントラバス) 、宮本香緒理 (パーカッション) の3人から成るユニット。
映画音楽をテーマにした『マイ・フェイバリット・ソングス/山下真理 』、アニメソングをアレンジした『りぼんとなかよし/青木美香子』、JAZZスタンダードの名曲を集めた『二人でお茶を Tea For Two』など、様々なボーカリストのサポートメンバーとして、 アレンジを含めレコーディングへ参加している。
JAZZをベースとしながらもそれぞれのオリジナルや様々な楽曲のアレンジなど、レパートリーは多岐にわたる。
日本的なテイスト・文化を内包しつつ、3人の感性が混ざり合う中で表現される音楽性の幅広さやグルーヴが魅力の1つ。
▶︎ unamiメンバー参加作品はこちら
◆谷川賢作&アバウトタイム
映画音楽を数多く手掛ける作曲家・ピアニストの谷川賢作と関西中心に活躍する5人の奏者のコラボユニット。
◆Jasmine (ジャスミン)
「水のようで何度でも聴きたくなるような音」
「ふわっと溶けるように空間に広がる」
など表現されるような、不思議な魅力を持つ。