【Report】谷川賢作&アバウトタイム映画音楽コンサート/広島〜岡山ツアー

10月前半のパリの名残り覚めやらぬまま大阪に舞い戻り、翌々日から、賢作さんとアバウトタイムの映画音楽コンサートツアーで広島＆岡山へ。

行ってみたかった尾道の美術館、地元の皆さんが集まって下さった大きなホール、それに、映画好きな私にはたまらない（たぶん他のメンバーも）映画館での、
夢みたいだけど夢じゃない、３日間が終わりました。

パリでianボスと過ごした、自由でちょっとコミカルな日々。
そのままツアーに出て、みんなと一日中過ごした３日間を終えて１人家に帰った夜。

さすが、「あ、さびしさが来た。」と、ひとり笑ってしまいました。しばらくすっかり忘れていたのに。

どんなイベントでも、その後ろにはたくさんの人の想いや努力、時には大きなケンカや悲喜こもごもがあって、

それでも幸せな笑顔で満ち溢れる当日があるものだと思います、大きさは違えど。
ツアーに参加させてもらうとそれを一層感じる場面が多く、今回もそんな、あたたかな旅でした。

初めての土地、おーらいの社長が紡いでくれたご縁で初めてお逢いする企画者のみなさん、それにお客様。

会場入りして「お久しぶりです、よろしくお願いします。」「はじめまして、お世話になります。」
時間の限られた怒濤のリハを経て本番はとかく出し切る。

へろへろだけど幸せ、お客様とお話したり、写真撮ったりして。
『必殺！お荷物梱包人』みたいにちゃちゃちゃっと片付けて打ち上げ。

短い夜が明けて、移動。
会場入りしてリハして本番して片付けて打ち上げして・・・

毎夜毎夜、
来てくださったお客様や企画を引き受けてくださったみなさんとお話したり、
丁寧に作られた美味しいごはんに囲まれて、やはりとても幸せでした。

食いしん坊同盟のパーカッション担当：宮本香緒理（かおりん）と、カツサンドやまん丸いポテトの最後の一つを取り合ったのも、いい思い出。
（年々本気度を増すかおりんの勢いに、人知れずドキドキしていますが。）

今回のツアーは、何も情報がない中初めて来て下さったお客様がたくさんで、
「行く予定じゃなかったんやけど、すごく良かった。どこか別の場所にいるみたいやったわぁ。」

これは、朝ご飯のときに話してくれたおばあちゃんの言葉（ごはんを作ってくれた）。

賢作さんのピックアップする、ちょいとマイナーだけれど素敵な曲達の中に、知ってる曲があってもなくても、
それを奏でる六人の演奏家のエネルギーそのものを感じてもらえたことが、本当に嬉しかったです。

３日間、ありがとうございました。

日々たくさんのものを見て聴いて感じ、食べ、おしゃべりする。
それが音になって、またタロットやレイキのセッションの時にも、幸せなエネルギーになって循環していったらいいな。

感謝。

◆１日目@尾道『なかた美術館』

◆2日目@岡山井原市『生涯学習センターホール』

↑オープニングアクトの「THE MOON」のみなさんと(賢作さんがどこかへ!)

↑地元のおかあさんやおばあちゃんたちが朝4時起きで準備してくださった打ち上げのごはん。

◆3日目@広島市『横川シネマ』

↑熊さんみたいな館長の営むフカフカソファの、シブステキすぎる単館映画館『横川シネマ』。