【記録・心理】スクールカウンセラートークイベント
過ぎ去りし4月中旬、
教育のNPOエデュコレさんのオンラインセミナー
『セーフティネットとしての学校を考える』のゲストに呼んでもらって、
スクールカウンセリングの現場のこと。
先生方との関係性作りやチームで動くことなどを中心に、
約30枚のスケッチと共に、一個人のSCの一例としてお届けしました。
▶︎イベント概要はこちら
その中で、
スクールカウンセリングに繋がる前職のNPOの経験のお話ー、
学校連携や組織コーディネート、不登校の子たちなどの居場所事業などのことを沢山引用しながら、
他の教育相談の現場で思うことなども盛り込みお話をさせて頂いた。
エデュコレは、前NPOの同僚だった武田緑ちゃんが主催する、
オルタナティブな教育をコンセプトにした団体。
今のこどもたちを見ていると、
私たちがこどもだった頃より、
本当にたくさんの情報や刺激の中で外側の出来事に心が揺さぶられ、傷ついたりしんどくなっている場面に度々出会う。
特に、自分軸でなく他者軸が強い子は、
人間関係の風に晒されきゅうっとなって、
自分を守るために学校へ行かないことを選択する子も。
(選択できることが力であって、素晴らしい)
また、こどもがアクセスできる情報がおとなの情報や知識量を超えて、
一対一の対話が難しくなっているご家族の姿もあって、しみじみ時流を感じる。
ホロスコープの方のセッションでも、
『こどものことがわからない』『こどもが不登校で』
という親子関係のテーマでお申込み頂くことが以前からあって、
最近では親子別々にセッションを受けに来て頂く機会も増えてきた。
おとなの方のセッションでも、
現在の課題に幼少期の親子関係が関連していることが本当に多い。
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今の学校には、
SC以外にも、常勤の先生以外に色んな先生がいるから。
こどもたちのことでひとり悩んだとき、
誰かに相談することは恥ずかしいことや弱味を見せることではなくて、
みんなが気軽にヘルプを出して、
家庭と学校、それから地域で連携を取りながら、こどもたちの環境をシェアできるように、
もっともっとなれたらいい、と。思う。
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わたしは両親ともに教師で、
『あんたも先生になるんよ。』と言われ続けて育ちました。
大学を出てコントラバスに出会ったので
『先生になったら楽器の練習できへん』と道を逸れ
両親を『あーぁ』と言わせたのに、
いま、たくさんのご縁のおかげで学校現場に身を置かせてもらい、
両親と同じ先生たちと一緒に、仕事をさせてもらっている。
こどもたちの日々に伴走して一緒に悩んで笑ったり泣いたりする毎日は、本当に幸せでしかなくて、感謝のつきない毎日。
人生もめぐりめぐって、人それぞれの絵が描かれるし、親子関係も本当にそれぞれ。
親子といえど別人で、その性質も欲求も人生に求めるスケールも様々。
ホロスコープから見る親子関係、家族の力学については、また別の機会に。
▶︎親子関係のホロスコープセッションメニューを追加しました。お申込みは下記のリンクから。
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