【記録】研修『こどもと保護者への関わり方』

少し前、スクールカウンセラーで伺っている学校の
先生や児童クラブのスタッフさん向けの研修で、
目の前のこどもや保護者さんたちと
どう向き合うかというお話をさせて頂いた時、
前半は接し方などのベーシックな部分をお伝えして、
後半は『自分を知って目の前の人を知るための』
パーソナリティについて、
心理占星術の現場でも日常的に使っている
エレメント(火、地、風、水)や陰陽の分類を使って
いろんなケース事例を交えてお伝えしました。

心理占星術の個人セッションでも、
スクールカウンセラーの現場でも、

『自分のこどもなのに何を考えているのかわからない。』
『もっとこうしたらいいと思うのにあの子は、あの人はどうしてしないのか。モヤモヤするんです。』
『パートナーが全然話聞いてくれないんです。』
『ずっと同じこと繰り返してるんです。何が面白いのかしら?』
『事前に調べておいたら失敗しないし効率よくできるのに、なんでしないのかわからない。』

『目の前の人のことがわからない。』
という困ったこまった困りごとは世の中に溢れていて、
自分と目の前の人をきゅっとくっつけて見てしまうと、
どちらもしんどくなってしまう。

でも、パーソナリティの分類を適切に使って対話を重ねていけば、
目の前の大切な人が本当は何を望んでいるのか、
生きたい在り方はどんななのかが見えてくる。

そしてそれは、
『あぁ、こんなにもこの人は、わたしとは違うのだ。』
という、感動と驚き付き。

目の前の人を知ること
目の前の人との差異を知ることは
自分を知ることで、
相手との適切な境界を持てることで、
自分も相手も尊重することでもある。

じぶんのことがわからなければ、
目の前のひとのことはもっとわからない。

こどもであっても親であってもパートナーであっても、
『在りたい自分』『生きたい人生』は
こんなにも、驚くほど違って多様なのだな。

そんな風にカテゴリーや目盛を使って
客観的に気づけたとき、
目から鱗が落ちたように
家族や親子関係、パートナーシップが
ぐんと楽になることは少なくない。

これは、普段、ホロスコープのセッションで読み解いてお伝えさせて頂いていることだけれど、
学校現場などホロスコープを使えない場で、
小さい人たちと話す時にも、
カテゴリーを使うととっても会話がスムーズ。

『あ!わたしたぶん水だと思います。あの子は土の気がするから、だからあのときもっとこうしたら良かったんだ〜』

自分で解決策を導いてゆく。
起こっている事態を自分の感情から一旦切り離して考えられるのと、
分類でイメージが浮かびやすくなるのかも。

キラキラした、宇宙みたいに広がるわたしたちの個別性と、
それを掴み取っていくまでの、色んないろんな成長物語。

それぞれ一人ひとりが自分の生きたいように、
在りたいようにあれる力を諦めずに生きれる
世の中であって欲しいな。

▶︎ホロスコープセッションは、ご家族やパートナーシップなどの対人関係にもご利用頂けます。
(詳細は下記をご覧ください)







Yasmine.Handworks

Musisian / Psycho-Therapist (公認心理師) / Psychological-Astrologer(心理占星家) / Bistro TOKITAMA / REIKI Master なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君はいくんだ ほほえんで 「アンパンマンのマーチ」より