【cinema&books】星のパートナーシップとNetflix制作『あいの里』


『あいの里』
Netflix 1シーズン18エピソード総覧

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【パートナーシップと星の陰陽】

ホロスコープでパートナーシップを考える時には、
獅子座、乙女座、天秤座、蠍座のテーマが大切になってくるけれど、
日本人のパートナーシップは、
どちらかと言えば
乙女座や蠍座の陰(受け)を
やってしまうことが多い気がする。

相手の意見をはっきり聞き(天秤座)
自分のやって欲しいことや
相手に期待することを言語化(獅子座)せず、
『相手がたぶんこうして欲しいだろう』
とニーズを察して、尽くしたり、
関係性や相手の気持ちについてはっきり聞かず
つまり合意形成なしに、関係性に突入することも。

慮って自分が勝手にやってしまったが故に、
やりすぎたり、相手の実際のニーズと違っていて、
後で互いに不満が溜まったり、
後で『こんなはずじゃなかったのに』
となることも、あるかもしれない。

そんなことを考えている時、
この番組を見て、ほんとすごいな、と思った。

35歳〜60歳の恋愛リアリティショーは、
若い恋愛とは違う。
とことん合意形成と現実的なことを話し合った上で、
パートナーシップを結ぼうとするひとたち。
慮ることや察することではなく、対話し、
これから二人がもし一緒になったら?という未来を共有し
相手に対する自分の望みを言語化しぶつけ(獅子座)
現実の擦り合わせをやって(乙女座)
その上で気持ちの合意形成をとっていく(天秤座)。
(もちろん全員がそうではないけれど)

いろんな物語を経て目の前にいるひとと、
同じように別の物語を経た自分が向き合うということは、
慮って想像する(陰)だけでは追いつかない。

気持ちに水を差してしまうから、、とか、
言葉にすることで失ってしまうとかいうレベルでなくて、
自分もプレゼンするし、相手の望みも聞く(陽)という
言葉にする作業をどれだけできたかで、
その先に積み重なるもの、
関係性が本当に深まって続いていくか(蠍座)が違ってくる。

そして、そのプロセスの中に、
個々の背景も丁寧に挿入されたりして、
それぞれの人格が形作られた背景にある家族の物語から、
ときどき社会テーマが見えたりもする。

その物語を包む、
ロンブー淳さんとベッキーの
結局のところあったかい眼差し。
あいのりスタッフの制作ということを後で知って、納得した。



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Netflixより〜

リアリティシリーズ『あいの里』は、35歳から60歳の男女8人が人生最後の恋を求め、ラブヴィレッジにある古民家で自給自足の共同生活を送る恋愛バラエティー。非日常の環境で、徐々に素顔をさらけ出すようになり、泣いたり、笑ったり、大喧嘩をしたり。果たして住民たちは人生最後の恋を見つけ、カップルとして古民家を旅立つことができるのか。

“結構大人の三角関係”の行方は…
 5月2日に配信開始以降、個性豊かな住民たちのストレートで深い会話や行動、徐々に明かされていく住民の過去、苦労や葛藤、等身大で恋愛しようとする姿が視聴者の笑いと涙を誘い、これまでにない“キラキラしない”リアルすぎる新しい恋愛バラエティーとして話題を呼び。
 スタジオMCの田村淳とベッキーも、毎話ティッシュを手放せないほど涙しながら大人な住民を見守るという、妙に共感性と中毒性の高いリアリティショー。配信後間も無くNetflixの「今日のTOP10」入り、5月8日週の週間TOP10で7位、5月15日週には4位まで上昇し、多数の著名人からも「おもしろい!」「最近の楽しみ!」という声が続出している。

Yasmine.Handworks

Musisian / Psycho-Therapist (公認心理師) / Psychological-Astrologer(心理占星家) / Bistro TOKITAMA / REIKI Master なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君はいくんだ ほほえんで 「アンパンマンのマーチ」より