【cinema&books】『THE GULTY』〜対人支援現場の人にこそお勧め

何気なく見始めたデンマーク映画🇩🇰だったけれど、
これはやられたー😳!!

後味は良くないし、決してプライベートで勧めないが、
対人支援の現場にいる人にシェアしたい。

えぐられるような
『わかる・・・これやってまう』
という痛い共感が、たぶんあるはず。

SOSダイヤルの電話相談員をしていた時、
いつもどこかで自分の肚の底に持っていた恐怖の感覚。

・・
支援者と被支援者という二極ではなく、
対等な人間同士として向き合うこと。

言葉ではなく、周辺情報全てに、
すべての五感を使って目の前に起こっている出来事を
俯瞰して『ホール』で見立てること。

そして一番大切なこと。
情報を受け取る自分という器を、
常にフラットで空っぽなものにしておくこと。

この映画の主人公の警察官はもちろん、
教職、カウンセラー、セラピスト、
医師、弁護士、保護司、ほか、
見立てを必要とする対人支援の現場にいる人全てに、
個人的にはお勧め。

表向きの『あらすじ』は参考程度にして、
ぜひ見られたし。と、この場を借りてお伝えしたい。

そう言えばタイトルは『ギルティ』だったな。
途中でその意味がじわじわ沁み込んできます。
おそらく一度は誰もが現場で体験しているんじゃないだろうか、
他人事じゃないイタイ経験や記憶を伴って。

・・・下記、公式レビューより・・・

犯人は、音の中に、潜んでいる。
≪人間が聴覚から得られる情報は、わずか11%。
あなたの<想像力>はその限界を超えられるか―
米レビューサイトロッテントマト驚異の満足度100%。
全世界熱狂! 誰も体験したことがない、新感覚サスペンス! ≫

★米レビューサイト"ロッテントマト"で驚異の満足度100%を記録! そして第34回サンダンス映画祭では、『search/サーチ』(NEXT部門)と並び、観客賞(ワールド・シネマ・ドラマ部門)を受賞!
その後も世界の映画祭で観客賞総なめの大旋風を巻き起こした超・話題作! 監督はなんと本作が長編映画デビューとなるグスタフ・モーラー。第91回アカデミー賞(R)外国語映画賞デンマーク代表作品。
★「電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する」というシンプルな設定ながらも、予測不可能な展開で観る者を圧倒! 日本でも公開されるや否や話題爆発のスマッシュヒットを記録した。
★早くもハリウッドでリメイクが決定! 主演は、『ナイトクローラー』『サウスポー』の名優、ジェイク・ギレンホールを予定している。

[内容解説]

緊急通報指令室のオペレーターであるアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、ある事件をきっかけに警察官としての一線を退き、交通事故による緊急搬送を遠隔手配するなど、些細な事件に応対する日々が続いていた。そんなある日、一本の通報を受ける。
それは今まさに誘拐されているとい
う女性自身からの通報だった。彼に与えられた事件解決の手段は"電話"だけ。車の発車音、女性の怯える声、犯人の息遣い・・・。
微かに聞こえる音だけを手がかりに、“見えない"事件を解決する
ことはできるのか―。

Yasmine.Handworks

Musisian / Psycho-Therapist (公認心理師) / Psychological-Astrologer(心理占星家) / Bistro TOKITAMA / REIKI Master なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君はいくんだ ほほえんで 「アンパンマンのマーチ」より