『日本文学全集』を借りに借りる
雛罌粟(コクリコ)の素材探しに、
今日も、古典の森に潜る🌳
池澤夏樹・編『日本文学全集(全30冊)』なるものを見つけて、
わー!図書館でごっそり借りてきて、
付箋を貼って、ひたすら読む。
ときどき声に出してことばのリズムを味わってみる。
途中でチーズスフレプリンなど食べながら🍮
『日本文学全集』は、作家の池澤夏樹さんが、
それぞれの古典の翻訳を今の時代の作家や詩人、歌人などに
新翻訳を依頼して個人で編纂したもの。
作品と作家のマッチングも面白さのひとつ。
例えば、『宇治拾遺物語』を町田康さんが、
『枕草子』は酒井順子さんが、
『更級日記』は江國香織さんが翻訳している。
なるほど、だから町田さんなんだねこれは。
など、翻訳者のプロフィールがフィットしている箇所を見つけると、ワクワク。
物語としても面白くて、あっという間に夜。
『方丈記』に没頭して、思わず、
方丈記と自分の出生図を重ねてみたりも。
(方丈記は、巻末に『1212年3月31日に記した』と書かれているので、ホロスコープが作れました。)
一人隠居していた鴨長明の姿や、天災に翻弄された時代背景、
まさに方丈記の世界観、というような天体図に、
なるほど〜 パッと見だけでもとてもおもしろかったです。
(時間は不明なので、ascなどは使えません)
🧠脳みそふわふわ。6/21の雛罌粟(コクリコ)ライブまでは、日本の近・現代詩や古典の世界にトリップしつつ🧠
からだは現代にしっかり置いて、
ごはん作って食べて、日々の生活を丹念に営みたいものです。
雛罌粟というバンドをしていなかったら、
こんな風に古典を読み返すことはなかったと思います。
もう一度高校の古典の教科書を読んでみたいものだな。
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