最近のあたまのなかみ
こども達や保護者さん、クライアントさんの物語をシェアさせてもらうセッションやSCの学校現場は、たぶんインプットのアンテナが優位になります。
なのでそんな一日が終わると、その日お会いした皆さんのお顔を思い浮かべながら帰り道、ふるふる溢れそうなる気持ちをなんとか心の内側に収めながら帰るのが、いつものルーティン。
ひとつひとつの物語に出逢えたことの感動や喜び、人間というものの個別性(個性)の素晴らしさや成長プロセスの多様性に、あらあらもーしょうがないくらい毎回毎回心の底から感動してしまうからです。
ひとりの人間が、幼少期の環境や様々な集団、社会、時代や土地の文化や
価値観の影響を無意識に受けとって葛藤しながらも、あるタイミングで『本当はこう在りたい自分』に気付いて、自分という個を自分の手に
取り戻していく姿は本当にキラキラ綺麗で美しくて、エモーショナルにエモーショナルが重なって、内側の感動の渦があらあらもー😳!ものすごいことになります。
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そんな日常の傍で、
もしかして、楽器を弾くこと、曲を作ることは、自分にとって、セッションや学校現場で出逢った沢山の物語への感動を表現する、大切なアウトプットのツールなのかもしれないと、考えるようになりました。
だから、日々インプットし続けるたくさんの物語や出逢いの感動が自分の内側でふるふるいっぱいになって言葉のアウトプットが追いつかなくなったとき、音の響きというツールがあることを、今はありがたいなぁ、と思ってます。
5月は日本文学や古典の本を読み漁ってただ自分にとって魅力的で美しいと思える詩を選んで、自分が美しいと思うメロディーとハーモニーを付けて曲にする。
雛罌粟(コクリコ)とJasmineそれぞれの唄い手や共演者の個性にぴったりな曲やアレンジを発見した時は本当に嬉しくて、ごはんを食べるのも忘れて没頭していました。
雛罌粟は、日本の古典や現代詩歌に米須昌代(うた)かわたしのどちらかが曲を付け
レパートリーにするユニット。
今回は、相方の米須さん曰く“ 鎮魂歌みたいな“ 『いろはうた』と、なんともポップな『徒然草』、そして米須さんの鼻歌から生まれた『寿限無』新しく仕上がりました🌝*
Jasmineは、メンバーそれぞれが持ち寄った楽曲。
わたしも、このメンバーだからやってみたかった!民謡や世界各国の曲を選びました。
いま自分が考える美しいもの、
3日間にたくさん詰め込みました。
どちらのバンドもそれぞれの相方とDUOのリーダーバンドなので、本来だったら3日連続で組むことは滅多にないんですが広島からパーカッションの宮本香緒理が来てくれることもあって、連続3日のツアーになりました。
(宮本香緒理は2人で40皿の中華バイキングを
制覇した大食いの朋友でもあります。)
どちらも丁寧に活動をしているので、次回はいつになるやらというマイペースなバンド。
3日間とも、それぞれあと少しずつお席に余裕があります。
ご来場予定の方は、ぜひお早目にご予約ください🌝
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