外へ出かけること=自分を確認する作業

ある一日


午前中は雛罌粟(コクリコ)の相方

米須昌代のパートナー 岡さんの個展へ。


いつもInstagramで見ている言葉が

岡さんの文字で紙に書き起こされていて

素敵なオブジェに囲まれながらも

目はずっと文字を追っていました。


午後は知人から教えてもらってずっと観たかった

ドキュメンタリー映画「銀鏡」上映会へ。


銀鏡は宮崎県の山間の村

銀鏡神楽を受け継ぐ土地の人たちの一年を追った

赤阪監督の作品。

星の神楽ということで興味を持っていたけれど、

観終わった時には星のことはまた違う何処かにいっていて

銀鏡に住む人たちの想いや物語が心に残っていました。


柚木の加工会社を営みながら銀鏡神社を営む暮らし

作業着を着たおっちゃんたちが

仕事の合間に稽古する姿

冬の大例祭の舞台でお面を付けて舞う姿


音楽家や芸能家という言葉も何処そこへ

日常と非日常の間をするっと行き来しながら

暮らし芸事を行う人たちの姿に

思わず目を惹きつけられながら


神様との時間を過ごしたあと

どんな風に日常にからだと脳みそが

どんな風に意識がいったりきたりしてるんだろう。


次の日は畑に出て柚子をもいだり瓶に詰めたりして

暮らしの仕事があるんだろうな。

なんてことをぼんやり想いながら。


「削ぎ落とした」と仰っていたその最小限の

赤阪監督のセンスがぎゅっと詰まった作品を

偶然の物語に驚いたり感動したりして

涙しつつ見終えました。

午前中に行った岡さんの個展

午後の赤阪監督のドキュメンタリー

どちらも自分の中のどこかにぐんと響くところがあって

他の人には言葉で伝えられないものもある。


外の世界へ出かけて行って

自分でない何かを見たり聴いたり感じたりするというのは

自分を確認する作業でもある

ということを改め想った1日でした。

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以下、岡さんの投稿から


いつもココロにオカヒロフミの

『仕事とその周辺展』その2

ワシとしてはもんげー大事なことじゃけぇ、伝えときます。やります!

言いてえコトはようけぇあるんじゃ。

やりてぇコトもようけぇあるんじゃ。

じゃけど、できるコトがなかなかできん。


なんぼ頑張っても無理なんじゃ。じゃけど、頑張らんかったらなおさら無理なんじゃ。あがいて、あがいて、少しサボって、ようやく兆しが見えてきた、できる。それをようけぇの人に観て欲しいとやっと思えてきたわ。ようけぇの人に会いに来て欲しいんじゃ。

十三の西の方、ギャル男さんと作った「済藤美術館」というスペースで、ワシの仕事のコトとその周辺のコトを…。


4月18日(金)~4月27日(日)、24日(木)は休館日 

11:00~18:00

隙があるから、かかってきてちょうでぇ~。

Yasmine.Handworks

◆ Ludique 〜自分を知って、自分を遊ぶ ◆ Musisian / Psycho-Therapist Bistro TOKITAMA / Psychological-Astrologer なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ 「アンパンマンのマーチ」