12年のサイクルで一つの曲が完成する
曲のリ・アレンジとレコーディング音源のチェック。
ぎゅっと集中していたら時間を忘れて、1日が終わる。
2013年に作った曲で、
ずっとLIVEでやりながらも「なんかもっと(モヤ)」
を繰り返していた曲「オノマトペ」。
詩は谷川俊太郎さんで、
「よしなしうた」
という詩集の中にあります。
「オノマトペ」は、2013年俊太郎さんと
賢作さんのユニット「Diva」コンサートの
オープニングアクトに出させてもらったとき、
宿題として俊太郎さんの詩にキリマピの
メンバー3人それぞれが作曲するぞ
と1曲ずつ作ったもの。
米須昌代(うた)
持田桐(acco)
3人それぞれのカラーが出てて
今でも雛罌粟のLIVEで、持田桐の曲をやったりします。
(5月23~25の広島&岡山ツアーのどこかでもやります)
5/23〜25の雛罌粟ツアー用に
本腰を入れてアレンジを見直してみたら
12年越しに完成。
作った時は今よりも、もっと理論の知識が足りてなくて、
頭の中で鳴っている音
和音やイメージは鮮明にあるのに
その音色を表すコードやコード進行がわからない。
共演者のみんなに伝える手段がなくて、
うまく形にできないもどかしさや
自分への不甲斐なさがありました。
だからオノマトペ
やっと腹の底から納得できて
ちょっとこれは大変感慨深い出来事だったのでした。
12年は長い。
ちなみに作って言うのもなんですが、
よくこのメロディー歌えるなぁ・・・
と、ボーカリストさんたちを
手放しで尊敬したくなる曲なんですが、
完成したのもひとえに、
これまでLIVEでいっぱいリハして理解しようとしてくれ
試行錯誤しながら本番で演奏してくれた
共演者のみんなのお陰。
赤ちゃんだった曲が、やっと成人式を迎えた気分👶
これからもまたぐんぐん育っていってほしい。
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#オノマトペ
#谷川俊太郎
#よしなしうた
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